200年後自然に還る家 コスティル計画
パリから電車で約一時間半、ノルマンディー地方のサップ・オンノージュという集落の200ヘクタールに渡る広大な土地コスティルのオーナーになった石川芳美と夫のロドルフは、この土地の大自然を活かした様々な活動を計画中です。
敷地内には16世紀に建てられた古城や、その周りの民家が残されており、現在は民家の一つをリノベーションして寝泊まりの出来るセカンドハウスを建築中です。
自然保護を目的としたコスティルの土地に建築されるこの家は、化学製品や原油由来の材料を一切使用しない方法でリノベーションされ、200年後には土に還る家なのです。
若い新鋭のフランス人建築家たちとタッグを組み、アカシア、松などの木を使用したり、麻を土と混ぜこんだものを床に敷き詰めたりなど、昔ながらの手法を取り得れながら工事は進みます。
自然と共存する石川芳美とロドルフの家はこの春に完成予定です。
Château du Costil プロジェクト